千葉アクアラインマラソン2024完走レポート|海上高速を走る絶景ラン体験

東京湾アクアライン上を走るランナーと海の絶景と遠くに見える海ほたる マラソン大会レポート

千葉県木更津市を舞台に2年に一度開催される「千葉アクアラインマラソン」は、全国でも珍しい“海の上を走れる”大会として注目を集めています。2024年大会は11月10日に開催され、約2万人のランナーが参加しました。

東京湾アクアラインを走る非日常体験

この大会最大の魅力は、普段は車しか通れない東京湾アクアラインを自分の足で走れる点。筆者が参加した2024年大会はあいにくの天候でしたが、それでも海に向かって走る爽快感と、海ほたるへ近づくワクワク感は格別でした。

海中道路を走るという非日常の体験は、車やバイクでは決して味わえないもの。景色も良く、潮風を感じながらのランは一生の思い出になります。

大会概要と特徴

  • 開催日:2024年11月10日(日)
  • 会場:千葉県木更津市(潮浜公園〜東京湾アクアライン〜旧木更津市役所)
  • 参加者数:約17,000人
  • 種目:フルマラソン/ハーフマラソン/車いすハーフ
  • 目的:千葉の魅力発信、地域振興、スポーツ振興

種目・参加情報

  • マラソン(42.195km):定員12,000人、制限時間6時間10分、参加料16,500円
  • ハーフマラソン:定員5,000人(車椅子含む)、制限時間3時間20分、参加料13,500円
  • 車いすハーフ:定員10人程度、制限時間1時間10分、参加料13,500円

特産品でもてなす給食エリア

給水所はコース全体で17か所設置されており、水やスポーツドリンクのほか、千葉の名産を味わえる「特産品おもてなしスポット」が2か所登場。

  • 焼き鯵ピロ
  • 房州紀行びわゼリー
  • 木更津産冷凍ブルーベリー

どれも美味しく、疲労回復にもぴったりでした。走りながら地域の味覚を楽しめるのもこの大会ならではです。

トイレ事情と混雑対策

スタート会場周辺のトイレはかなり混雑します。特にスタート直前は「カオス状態」とも言われるほど。比較的空いているA・Bブロック付近のトイレや奥側をあらかじめチェックしておくと安心です。

十分な数が用意されてはいますが、早めの行動と位置確認が混雑回避の鍵です。

アクセスと会場情報

  • スタート:潮浜公園(木更津市)
  • フルフィニッシュ:旧木更津市役所(徒歩15分で木更津駅)
  • ハーフフィニッシュ:牛込海岸 → 無料シャトルバスでバスターミナルへ移動可
  • アクセス手段
    • JR内房線「木更津駅」西口より徒歩20分
    • 高速バスで東京・横浜・新宿・羽田からアクセス可能(※大会当日は午前中運休)

有名アスリートも来場

大会には元陸上選手・千葉真子さん、マラソン界の若手代表・神野大地さんも登場。会場を大いに盛り上げてくれました。

エントリー倍率と人気ぶり

2024年大会のエントリー倍率は以下の通り:

  • 全体:1.6倍
  • フルマラソン:1.1倍
  • ハーフマラソン:2.9倍

年々注目度が上がっている大会で、エントリーも抽選制となっています。

筆者の総評とおすすめポイント

スタートの混雑やトイレ事情には注意が必要ですが、それを上回る絶景と感動が待っています。

沿道の温かい応援や、アクアラインを走る爽快感、地域の食文化に触れる給食エリアなど、五感で楽しめる市民マラソンです。

これからフルマラソンに挑戦したい方にも、自信を持っておすすめできる大会です。

まとめ

千葉アクアラインマラソンは、海と空の間を駆け抜ける唯一無二の大会。都市マラソンでは味わえない「非日常体験」を求めるランナーにぴったりのイベントです。

次回2025年大会への応募を検討している方は、ぜひ早めの準備をおすすめします!

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この記事を書いた人:芦原 真司
湘南・大磯を拠点に活動する旅ラン作家。全国各地を走りながら、その土地の魅力をブログで発信中。

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