【はじめに】
今回は、神奈川県大磯町にある歴史的観光スポット「旧吉田茂邸(1878〜1967)」をご紹介します。
地元民だからこそおすすめしたい、大磯ならではの魅力をお届けします。
【吉田茂とは?】
吉田茂は、戦後日本の復興を支えた政治家であり、内閣総理大臣を5期務めた人物です。葉巻を好み、ふくよかな風貌から「和製チャーチル」とも呼ばれていました。
主な経歴:
- 内閣総理大臣(第45・48〜51代)
- 外務大臣、農林大臣、復員大臣
- 衆議院・貴族院議員
- 日本自由党・自由党総裁
など多くの要職を歴任し、日本の礎を築いた偉人として知られています。
【旧吉田茂邸の歴史と魅力】
旧吉田茂邸は、もともと養父・吉田健三の別荘として建てられた建物で、戦後の1945年から吉田茂本人が居住していました。
現在の建物は、当時の姿を復元したものとなっており、一般公開されています。
この邸宅は、相模湾・高麗山・鷹取山・富士山・箱根山など、自然の絶景に囲まれたロケーションにあり、訪れる人々を魅了しています。
風光明媚なこの場所は、まさに“政治家・吉田茂が晩年を過ごすにふさわしい地”といえるでしょう。
【周辺の見どころ:大磯町郷土資料館】
旧吉田茂邸の近くには、「湘南の丘陵と海」をテーマとした大磯町郷土資料館があります。
地域の歴史や文化を学ぶことができる展示や教育普及活動が行われており、併せての訪問がおすすめです。
【基本情報・アクセス】
- 住所:神奈川県中郡大磯町西小磯418
- アクセス:
- JR東海道線「大磯駅」下車
徒歩:約30分
バス:「二宮駅行」または「湘南大磯住宅行」乗車 → 「城山公園前」下車 徒歩5分
- JR東海道線「大磯駅」下車
- 駐車場:あり
【観覧料】
- 一般(大人):510円(団体460円)
- 中・高校生:210円(団体160円)
- 小学生以下:無料
※団体料金は20名以上から適用
※障害者手帳の提示で本人と介助者1名は無料
※中・高校生は学生証を提示してください
【開館時間・休館日】
- 開館時間:9:00〜16:30(最終入館 16:00)
- 休館日:
- 月曜日
- 毎月1日
- 年末年始(12月29日〜1月3日)
※休館日が祝日の場合は、翌平日が休館日
【まとめ】
旧吉田茂邸は、歴史好きの方や自然を満喫したい方にぴったりの観光スポットです。
戦後の日本を築いた偉人・吉田茂の足跡を辿りながら、湘南の自然美も楽しめます。
近くに立ち寄った際は、ぜひ訪れてみてください。
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