「なんでマラソンのブログなんて書いてるの?」
たまにそんなことを聞かれることがあります。
実は、最初のきっかけはごく実務的なものでした。
副業としてWebライターに挑戦しようと思ったのですが、当時はまったくの未経験。実績がないと仕事の幅も広がらない。そんな中で目にしたのが、「ブログをポートフォリオとして使う」というやり方でした。さらに、WordPressを使えるようになればライターとしてのスキルの幅も広がる――。
そう考えて始めたのが、このブログです。
ではなぜ「旅ラン」というテーマを選んだのか。
それは、これまで自分が経験してきたことで、他の人にも伝えられるものが「旅ラン」だったからです。
マラソンのきっかけは“半強制”だった
実はマラソンを始めたきっかけは、会社の仲間で「武相マラソンに出よう」という流れになったこと。
ほぼ半強制的にエントリーしたのが、ランナー人生のスタートでした。
当時は練習もろくにしておらず、制限時間ギリギリでの完走。翌日はひどい筋肉痛になったのを覚えています。
そんな状態が数年続いたあと、2013年に同じ大会でハーフ(21km)に挑戦することに。
しかし、そのときは20kmの関門に引っかかってリタイア。
その「悔しさ」こそが、スイッチを入れるきっかけになりました。
自分なりに調べ、練習を重ねるようになると、走れる距離がどんどん伸びていくのが嬉しくなってきた。
同年9月には岐阜の山の中を走るハーフマラソンに出場し、2時間20分で完走。
この時、
「知らない街を自分の足で走るって、なんて楽しいんだろう」
と感じたのをよく覚えています。
その年の11月には湘南国際マラソンでフルマラソンに初挑戦。
5時間50分かけてなんとか完走したときには、心と体に残るものが確かにありました。
旅✕ラン=“出会い”と“感動”
旅先の空気を吸いながら、知らない街を走る。
地元の人と声を交わしたり、コース途中でご当地グルメを見つけたり。
観光とはまた違う、“体で味わう旅”。
それが「旅ラン」の魅力です。
そんな体験を一つひとつ文字に残すことで、
自分自身の記録にもなり、同じように旅ランを楽しみたい人の参考にもなるかもしれない。
そう思って、ブログに綴るようになりました。
これからも“走って見える風景”を綴っていく
このブログでは、これからも「旅ラン」を中心に、
その土地で出会った風景、走って感じたこと、マラソン大会の魅力を綴っていく予定です。
また、走る中で見えてきた地元湘南の風景や、旅先で見た花火大会、季節の行事なども、
芦原真司の目線で自由に記録していきます。
“旅ラン作家”として、走って見える風景をこれからも届けていけたら嬉しいです。
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この記事を書いた人:芦原 真司(あしはら しんじ)
湘南・大磯在住の旅ラン作家。全国のマラソン大会に挑戦し、走りながら見つけたご当地の魅力をブログに綴っています。▶ プロフィールを見る